2017/08/09(水)

書いては消して、書いては消して、本当に書きたい事なんて全然無いなと思う。これはただの日記で、誰かの目を気にして書くものじゃないのに。だけど、少し先の自分がこれを読む時、その自分と今の自分は違う自分で、じゃあその自分の目を気にして書かなきゃいけないか。

 

うんざりするほど毎日とすれ違う僕や人間の頭は思ったよりよくできていて、容量いっぱいにならないように、必要の無い昔の出来事は少しずつコンパクトに圧縮されていく。その結果、思い出の上澄み液だけ啜って、昔はよかったなんて思ってしまう。本当は今も昔もたいした日々じゃないのに。そんなことは分かってるのに、過去に嫉妬して嘆いてしまう。

 

自分を嘆くことは不毛で哀れな、どうしようないことだ。頭で分かってもやめられない。これから先もきっとそう。自分の居たかったステージで懸命に躍動する他人を目にするたび、どうしてこんなところで這いつくばってるんだろうかって、思う。

 

未来の自分がこれを読む時、同じ事を考えてる人がいることに喜ぶだろうか。いつまでも変わらない自分に落胆するだろうか。どちらにせよ、今この瞬間より年老いた自分がこれを読んでいるのが既に滑稽だ。遅れてきた思春期だ、これは。思い返す必要は無い。

 

きっかけはひとつふたつの話じゃない。いくつもの因子が関係しあって、いくつかの結末を連想させる。だいたい虚しい。本当に少数のいくつかだけが煌びやかで眩しい。そんなに明るいところに居れる自分は想像つかないけれど、そのいくつかを支えに未来を見ている。でないともう、ダメだ。

 

♪Motion Picture Soundtrack/Radiohead