2017/07/24(月)

ふと、自分には何もないのではなかろうか、と不安になる。みんなにはなにかがあるだろう、知らんけど。みんなにはあるのに自分にはない、不安になる。みんなと同じが正解とされることがほとんどだから。とはいえ、血眼になって自分にあるものを探し出すようなことをするわけではなく、ただ自分にはないなーってゴロゴロしながら思う。

 

今日は朝から夜まで布団にいた。くるりの図鑑を流しながら、モンハンをしたり本を読んだりした。それ以外には何もしなかった。時折水槽に目を向けてみるとスイスイ泳ぐポリプテルスが見える。ゆらゆら揺れる水面を見ていると、なんだか頭の中が空っぽになったみたいで、次第に体は重くなり、床と同化するくらいの感覚に陥る。脳は考えるのをやめて、生命を維持する器官すらも活動を緩めていってる気がする。自分には何もないどころか、自分すらもなくなってしまいそう。無になる。無になるやつやんこれ、って考えながら、さっきまで何も考えてなかったのに、無になるやつって考えてるな今は、って思った。だんだん意識は遠のいていって、気づいたら眠っていた。

 

起きたらすっかり暗くなっていて、水槽のライトが部屋を白く照らしていた。鈍い頭を手の平で二、三叩きながら立ち上がると、立ちくらみがして壁に手をついた。脳に直接ノイズが差し込む感覚。貧血の人ってつらそう。部屋の明かりをつけたら、お腹がぐーって鳴って、なんか笑えてきた。全然無とかなれないし、ご飯食べようと思う。

いくらそれっぽいことを言う人も、言いたい人も、普通に生きることだけは間違いなくやらんとダメ。無とかなれん。自分には何もないかもしれんけど、痛いのとか死ぬのとか嫌だし、普通に生きないといけない。考えるだけ無駄。おいしいもの食って寿命で死ぬべき。

 

♪マーチ/くるり