2017/06/21(水)

控えめに言っても今朝は最悪だった。最大の悪と書いて最悪だが、悪と言うと秘密結社や大魔王とかが浮かぶ。そう考えてみると、自分にとってよろしくない状況を最悪と表現したが、それはなんだか違う気がする。別に魔王と戦ったわけではないし。と、そこまで書いて、これは間違いで、最悪というのは最大の悪ではなくて、最も悪い、なのだと、気づいてしまった。善悪の悪ではなくて、良し悪しの悪なのか。とんだ勘違いだった。お詫びにかわいい顔しますね、はい。

起きたらノイズがすごかった。初めは何かわからなかったが、それは1msの隙間もなく撃ち続けられる豪雨だった。窓を開けたまま寝ていたおかげで、窓際には小さな水たまりができていた。窓を閉めて、昨日汗を拭いたタオルでそれを拭う。そんなことは別に大したことではなかった。窓開けっ放しだったーやっちまったー、じゃなかった。問題はこの雨の中1時間も歩いて登校しなければいけないことで、億劫すぎて単位を捨ててしまいたい気持ちだった。しかし、今の自分としてはもう一度布団に舞い戻ってぐっすり眠った方がもちろん嬉しいけれど、そうすると将来の自分が大きなものを失ってかわいそうなことになるだろうと思ってちゃんと起きました。後から知ったことだけれど、この時市内には避難勧告が発令されていたらしい。しかし、目立った欠席者もなく、授業は滞りなく行われた。頭おかしくないですか?僕が総理大臣になったら雨の日は全ておやすみにしたいです。濡れるし。

前述の通り、私は雨の中を1時間歩いたわけだが、億劫な理由はそれだけではなかった。授業の後、家に帰る暇もないほどすぐ出ないと間に合わない、スーツ着用の用事があったのだ。となると、スーツを着て学校に行くか、なんとか手で持って行がなければならなかった。そう、控えめに言っても最悪だったのだ。ちなみにここでの最悪は、ぶち倒すべき最大の悪として雨を見据えているので、最大の悪でいいです。

結果として、シャツは着てズボンは履いて、ジャケットはカバンに放り込んだ。せめて半分は守りたいと、そういう気持ちだった。

散弾銃にほど近い豪雨は途轍もなくて、家を出て100メートルも歩かないうちにズボンはヒタヒタになった。靴下もヌタヌタだった。マンホールから雨水が噴き出していて、感嘆の声を挙げもした。写真に収めようとしたが、あまりに雨が凄まじくて、ダメだった。以下にその写真。

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教室に着く頃には満身創痍だった。完全にビチャビチャだった。もし自分が乾燥わかめだったら大変なことになっていたと思う。
まぁそれは別によい。それよりも大変なことがあった。あろうことか、教室では冷房が効かせてあったのだ。濡れわかめの自分にとって、これは死活問題だった。完全にクソ寒い。誰の仕業かは大方予想がついていた。4月から今までずっと半袖短パンの黒焦げ男子がいて、そいつであろう。今日なんて昨日より気温が10度も低いのにさ、冷房は必要ないだろうに。そんなに暑いか。この国に向いてないぞそれは。暑いならもう服脱いでいいから。裸で授業受けていいから。全員に冷気を提供するのではなく自らのみに冷たさを適用していただきたい。視線の冷たさも得れるしな、裸はな。

授業が終わって、バスに乗って駅に行った。そうするといつもは疎らにしか人がいない駅が大盛況だった。何かイベントでもやってるのかなと思いながら改札へ向かうと、確かにイベントに出くわした。駅員さんがメガホンで必死に「大雨のため、全線で運転を見合わせております!」と言っておられた。今日はほんとに、朝からずっと最悪なんだよな。
仕方なく電車を待つ。密集した人たちによって生まれる熱気と雨による湿気で、駅構内は最悪だった。そのうち電車は来たんだけれど、1時間近くも止まっていたおかげで乗車人数も1時間分多くなるわけで、電車に乗ったって最悪のままだったな。

だけど、目的の駅に着く頃にはすっかり雨はあがって、爽やかな風だって吹いていた。あんなにヒタヒタだったズボンも乾いた。そういえば速乾性のなんかいいスーツだって、洋服屋の人が言ってた気がする。いいやつ買っててよかった。ありがたきですよほんと。
リュックに入れてたジャケットはもちろん濡れることなく、なんだか全然濡れてない人になれた。それがちょっと嬉しかった。鏡を見ると湿気で髪が大変なことになっていたけど。

用事を済ませて帰路につく頃にはジワジワと気温も上がりつつあって、汗もかくくらいだった。どうせ雨が降ったならしばらくは夏を忘れさせてくれたっていいのに。
行きの電車が止まっている間ずっと通販サイトを閲覧していたおかげで、帰りにはスマホの充電がなくなったので本を買った。岸田繁のエッセイみたいなやつ。まだ少ししか読んでいないが、大したことが書いてなくてよい。
隣の席には、雨で部活がなくなったから帰ります、みたいな男子高校生が乗っていたのだけど、たまたま彼のスマホ画面が目に入る位置にあった。そんなに意識して見たわけではないけど、彼はずーっとラインとツイッターを交互に開いて閉じてしていた。別に通知が来てるわけでもないのに。不思議だった。これはジェネレーションギャップなんだろうか。

家に着く頃にはまた雨が降ってきて、そのくせ気温は上がったままで、なんだよこの天気はと思った。だけど、ようやく気づいた。最近は目まぐるしい日々だったので全然気づいてなかったけれど、梅雨だったんだなぁ。それももう半ばを過ぎたくらいだろうか。相変わらず、ではないけれど、季節には敏感にいたいものだ。

帰宅してすぐシャワーを浴びて、ぐうたらしていたらもう21時だった。お腹の虫がずっと何かを訴えてくるので、そろそろご飯を作らないといけない。

 

今日から、その日に聴いた曲の中から1曲を最後に書くことにする。

 

♪ふざけるんじゃねぇよ/頭脳警察